君は百まで僕は九十九まで

健やかに歳を重ねていけますよう、様々な雑記を取り扱って年齢不詳を目指すブログです。

君は百まで僕は九十九まで

憧れの理想の夫婦とは?|何でもないような事が幸せだったようなそうじゃないような

その時、かわいい妻は私の秋風になびく鼻毛を見ていた

 

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※夫目線の記事です。

夫婦円満の秘訣って色々ありますよね。 
私は毎日、飽きもせず妻の事を美人だねと言っています。それを聞いて子供達も面白がってママは町内会一の美人だねと言う。

妻は、「どこが?目が腐っているんじゃないの?」と言ってくる。

が、逆に妻に褒められたりはしない。だから正直、余りに毎日『美人』だと褒め続けるのは、言葉のありがたみが無くなり良くないのではないかと思う。けれどもつい言ってしまう。それは何を隠そう『本音』だから。

別に夫婦円満を狙って言っている訳じゃない。本気で美人で可愛いと思っているし笑顔が好きだから、喜んでくれる事ならできる範囲でやってあげたいと思う。

また、暇さえあればくっついてしまう。ウザイと思われてるのは重々わかってるし、
本気で嫌がってる時もあるから傷つく。

先日、夫婦で同じ日を過ごした際の日記で、一緒に出掛け同じものを見ていても感じかたは人それぞれなんだなと再確認した。(当たり前ですけどね)


その日も私のアイフィルターには美人でかわいい妻が映っていたので、褒めたその瞬間その刹那に、美人でかわいい妻は私の秋風になびく鼻毛を気にしていたという。

なるほど、夫婦円満に鼻毛は邪魔かもしれない。

若い頃は処理なんてしなくても出ていなかったのに、歳をとるとなぜこうも出やすいのだろうか(少なくとも私は)たまに処理はしているのに、やっつけてもやっつけてもすぐに再登場してくる。また、髪はフサフサだけど抜け毛が凄い。鼻毛は勝手には抜けないのかな?

勿論、鼻毛に悪気はない。機能性を考えれば優秀だし、身体に有害なモノを体内に侵入させないようにしている瀬戸際のストッパー。
むしろ良いやつ!なんだけど出てるとやっぱりイメージは良くない。

知り合いに熱量が半端じゃなく話す人がいて、真剣な面持ちで話しをしてる彼からはいつも大量に鼻毛がでている。彼の鼻毛はいつでも皆勤賞です。彼に真剣な話をされてもどこかうわの空、心ここにあらずになってしまう。鼻毛を気にしてしまうから。

つまりあの時の妻も同じ事だった訳だ。

 

え??

 

…って事は

いつも美人だねと褒めている時も、病める時も健やかなる時も鼻毛を気にしていて私の話なんてうわの空なのか?

 

つまり私も皆勤賞だと?

 

…ショック

 

鼻毛を気にされていた事じゃなくて、自分が愛の言葉を発していようがいまいが妻は私の欠点の事で頭が一杯なんだ。 

 

カンチがいないとトホホだよ。
…トホホな気分になった。

 

いつからだろ。身だしなみををおろさかにするようになったのは。
妻も自分にときめいたりはしていないだろう。もちろん自慢できるような男でもないけど。昔はこうじゃなかったのになぁ。

今思うと、何でもないような事が幸せだったんだぁ

 

 所詮、この世は無いものねだりなんだよ。

 

独身の女性が憧れる理想の夫婦について
なんだか答えの想像がつきそうなランキングAのようなどうでもいい質問。

 

旦那が奥さんを好きすぎる夫婦

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確かに女性は愛されている方が良いに決まっている。
それはそう思う。

ちなみに我が家はこのタイプだ。

でも旦那が妻を溺愛している状態って、あまり旦那さんにかまってもらっていない奥様からしてみれば良いじゃんって思うかもしれない。
けど、溺愛されてる奥さんにしてみればウザイと感じる人もきっといる。
無いものねだりだなー。

 

家族の時間はパートナー、二人きりの時は恋人って夫婦

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パートナーなのだから家事や子育てはできる限り協力してやるべきだ。

夫婦になり子供ができて家族になれば、奥さんを一人の女として見れなくなってくるのかもしれない。つまりは夜の営みも少なくなりセックスレスに。

そういう家庭も事実たくさんあるんだろうなと思うけど、子どもを産んでくれて垂れるところは垂れて歳をとった妻を、昔より可愛くなったと思うしとても色っぽいと感じる。

せっかくそう思っているのにありがたく思われていないようだ。
やっぱり無いものねだりだ。

 

 仲良く手をつないでお散歩している老夫婦

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たまに見かけるけれども確かに見ていてほのぼのしてしまう。

名前も知らない老紳士と淑女のお婆さん。これからも末永く仲睦まじく長生きしてねって心の中でエールを送ってしまう。

平和だなって思える。

赤ちゃんなんかと同じで存在だけで世界平和に貢献している。

赤ちゃんってずるいんだよな。

 

お前百までわしゃ九十九まで、ともに白髪の生えるまで

こういう「ことわざ」があります。

当ブログのタイトルはこれをもじったのですが

お前←旦那

わしゃ←奥さん

お前は本来敬語で、妻が夫を呼ぶときに使われた。お前様とか。

妻が夫にあてた言葉で意味は
夫が百才まで、妻が九十九才まで白髪が生えても仲良く暮らしていきたい
寂しいから私よりも先に死なないでというラブラブな願い。

何をどうすれば自分の夫婦に『無いもの』を
手にする事ができるのか答えは人それぞれなのでしょう。

 

おしまいっ