アインシュタインの凄さがわかった本!未来への行きかた
先日、小学生の長男がこんな本を読みました。
「はじめての相対性理論、アインシュタインのふしぎな世界」
子供向けのもので大人向けのこ難しい本とは違います。
なんとも冒険心をくすぐるタイトル。
私もなんとなくのつもりが一気に読んでしまいました(笑)
もともとこういった科学の話は大好物ですが、なんといっても絵もかわいいし、
説明がわかりやすく読みやすい。
アインシュタインといえば相対性理論。
聞いたことはあるけど、どんな理論なのか皆目見当もつかず、
ただタイムトラベルに関係してるのかな~って思ってました!
タイムラトベルといったらシュタインズゲート。
アニメのシュタインズゲートを見ていたから余計に興味があった訳です。
シュタインズゲートとは?
岡部倫太郎ー通称オカリンーは、いまだ厨二病から抜け出せない大学生。
自称「狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院狂真」を名乗り、
「未来ガジェット研究所」という、メンバーわずか3人だけのサークルでヘンテコな発明をする日々を送っていた。
そんな彼らがある時偶然から過去へと電子メールを送れる発明品、
即ち「タイムマシン」を生み出してしまう、AEREN、ジョン・タイター、幻のレトロPC「IBN5100」、
タイムマシン、バタフライ効果、タイムトラベルにおける11の理論
いくつもの要因が偶然に重なり合ったとき、
秋葉原から巻き起こる世界規模の大事件!
"未来への選択"を委ねられたオカリン達が下す決断とは?
続編に『シュタインズゲート・ゼロ』『シュタインズゲート劇場版』があり、
私は未プレイですが、元々原作はゲームなんですかね。
ゼロや劇場版は最初から楽しく見れました。が、シュタインズゲート前半は伏線をばらまくためなんでしょうが見ていて少し辛かったです。
その代わり後半からは畳みかけるような展開で一気に虜になりました。
もし、これから見ようと思っている人がいるなら最初は少し退屈に感じるかも知れませんが、最後まで見る価値は大いにあります!
シュタインズゲートを見るなら以下のVODサービスがおすすめです。
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31日以内に解約をすれば費用は一切かかりません。
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タイムトラベルといえば他にも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など、内容を知っているのに今見てもワクワクと楽しめますね。
主人公が過去にタイムトラベルをして、結婚する前の両親が不仲になっていく様を目の当たりにし、自分達の未来の子供である主人公の兄弟が写真から姿を消す。
そして主人公自身もどんどん消えていくというシーンが印象に残っています。
両親が結婚をしなければ当然、自分は産まれない訳ですけど、では産まれない筈の自分はどうして今、過去の両親の元に会いに行けているのでしょうか?
これをタイムパラドックスというようですが、最高のエンターテインメントです!
さて、なんだか前置きが長くなりましたけど本の話に戻ります。
アインシュタインといえば有名なのは、
『特殊相対性理論』と『一般相対性理論』ですね。
タイムトラベルとどんな関係があるのでしょうか?
特殊相対性理論、一般相対性理論
ざっくりですが以下の5項目が明らかになっています。
1.動くものの時間は止まっているものより遅れる。
2.動くものは縮んで見える。
3.動くものの重さは増える。
4.強い重力は時空を歪ませる。
5.強い重力のところでは時間が遅れる。
そう言われてもいまいちピンときませんね。
例えばですが日常生活にあてはめると、
動くものの時間は止まっているものより遅れる。
飛行機やロケットといった高速で動く乗り物に乗った人間の時間は、動いていない人に比べてゆっくりと進んでいる。
動くものは縮んで見える。
止まっているときより、動いているときのほうが縮んで見える。
これは私には理解できませんでした、きっと難しい理由があるのでしょうね(笑)
動くものの重さは増える。
投げたボールは飛行中、スピードを増せば増すほど投げる前よりも重くなっている。
考えた事もなかったですが、そう言われればそうなんですかね(笑)
強い重力は時空を歪ませる。
重力のない宇宙よりも重力のある地球では時間や空間が曲がっている。
強い重力のところでは時間が遅れる。
重力のない宇宙よりも重力のある地球は時間がゆっくり進んでいる。
これら全ての現象は確かに日常で起こっている事ですが、私たちには変化が小さすぎてわからないそうです。
こういった結論に達する為の思考実験などが解説されており、
アインシュタインの天才っぷりを思い知らされます。
そして、
目に見えてはっきりと実感するには【光と同じ速さ】で動く必要があるそうです!
光の速さってどのくらい?
じゃあ光の速さってどのくらいかって事になると、
秒速30万kmだそうです。時速じゃないですよ?秒速です💦
この30万kmというのは地球を7周半できる距離だそうで、
時速にするとなんと10億8000万km
これは例え、どんな性能の良いエンジンを積んだロケットでも到達できない速度だそうです。その理由はスピードを出すとそれに比例し質量が上がる→スピードが落ちる。
光は質量がゼロの為、他の何者も光を追い越す事はないという事ですね。
光の速度を図る実験など凄すぎて引いてしまうレベルです!
では仮に、光の速さで飛ぶロケットが開発されたらどうでしょうか?
タイムトラベルが可能になるとの事です。
現実世界で理論上は可能なタイムトラベル。
光の速さで飛ぶ超高速のロケットが開発され、幼い子どもを地球に残し、親である宇宙飛行士が1年間の宇宙旅行に出発します。
地球に無事に帰ってきたころには子どもは自分よりも年上になっていた。
これはいわゆる、「動くものの時間は遅れる。」という現象に当てはまり、
光の速さに近づけば近づくほど、その現象ははっきりとわかるといいます。
超高速で移動するロケット内の1年間は、地球上での1年間よりもずっと遅れていて、
自分は若いまま年老いた子供に会いに行くというのは
未来へ行ったという事になります。
ドラえもんのタイムマシンで未来へ行くのとは様子が違いますが、
普段の生活でジェット機に乗って旅行をした際は、少し未来へ来ているという事になってしまいます。
では逆に過去へは行けるのでしょうか?
アインシュタイン方程式という式を解いていくと、過去への旅も可能という答えが導きだされるそうです。
ただ、冒頭でも書きましたが過去へ行って何かをしてしまうと、現在の状況とつじつまが合わない事態【タイムパラドックス】が起きてしまいます。
この事から、過去に行くのが可能となってしまう相対性理論には何か間違いがあるのではないかと研究が続けられているそうです。
おわりに
あくまで本を読んでみて自分なりの解釈を交えているので間違いがあるかもしれませんがご了承ください。
さて、理論上は未来へいけてしまうなんて、なんともロマンがありますね。
子ども向けの本でしたがそれが逆に良かったと思います。
大人向けの難しい本じゃ手に取ろうともしませんでしたから(笑)
特殊相対性理論・一般相対性理論が正しいといった経緯や、
有名なニュートン・ガリレオの事も書いてあり、ブラックホールなどの宇宙の話もあって、うちの長男は目を輝かせて読んでいました🙂
冬休みの読書におすすめです♪
おしまいっ